2007年7月28日土曜日

道内素材を使用 こだわりカレー 再出発の遠軽「新エヌケイフーズ」

 【遠軽】網走管内遠軽町の食品加工業「新エヌケイフーズ」(佐藤文男社長)がルーカレーのレトルト商品「ほっかいどうのかれー」シリーズを開発し二十六日、初出荷した。肉、野菜など原材料のほとんどを道内産にこだわった初の自社ブランド商品で、近く道内の土産品店で発売される。
 同社は有名スープカレー店のレトルト商品受託製造で知られたエヌケイフーズが前身で、今年五月の経営破たん後、同業道内大手のベル食品(札幌)が事業継承会社として設立。従業員のほぼ全員を再雇用、今月十日に操業を開始していた。
 自社ブランド商品は旧社時代を含め初めて。従来の受託生産だけでは利幅が薄いため、経営基盤を強化する戦略商品の第一弾として投入する。ビーフ、ポーク、チキンの三種で、希望小売価格はいずれも二百グラム入り三百八十円(税別)。初回出荷分として計四千二百個を製造した。
 同社は、オホーツク産ホタテなどを具材としたスープカレーやシチューなどの自社ブランドのレトルト商品開発も進めており、量販店向けの商品群を九月初めにも売り出す予定。

(北海道新聞より引用)

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