2008年4月27日日曜日

イオン名寄SCが開店 ポスフール核店舗 専門店47店が入店(04/25 13:50)

イオン北海道(札幌)が、名寄市徳田で出店を進めていた大型商業施設「イオン名寄ショッピングセンター(SC)」が二十五日午前九時に開店した。
 同SCは、食料品や日用雑貨などのポスフール名寄店を核店舗に、衣料品や飲食などの専門店四十七店が入店。延べ床面積が約三万千平方メートル、売り場面積が約一万六千六百平方メートルで、旭川市を除く道北では最大の商業施設となる。開店では、名寄市の小室勝治副市長や名寄商工会議所の黒田英二副会頭らがテープカット。植村忠規社長らの出迎えの中、待ちかねていた買い物客約五百人が入店した。
 同SCの出店をめぐっては、同市内の商業者から反対の声が上がり、市議会が事実上の出店規制条例を二〇〇七年六月に制定したが、同社が条例施行前の七月に着工した。
 地元商店街は「大型店に根こそぎ客を奪われる」と危機感を強めている。

(北海道新聞より引用)

2008年4月18日金曜日

サミットソング完成 アイヌ民族楽器にのせ 札幌の有志6人(04/16 14:41)

七月の北海道洞爺湖サミットにちなんだ歌「サミット記念ソング」を、札幌市内の音楽家プロアマ六人が共同制作した。日本語と英語の歌を収録。アイヌ民族の伝統楽器の音色が曲の前後と間奏で響く趣向で、広く北海道の文化をアピールしていく考えだ。
 作詞は西区のタクシー運転手水島滋さん(60)=ペンネーム末広たけし=、作曲は西区の会社員伊藤公男さん(56)=同伊藤公佑=のコンビ。二〇〇〇年の沖縄サミットでは、音楽プロデューサー小室哲哉さんの作詞作曲で安室奈美恵さんがイメージソングを歌ったことから、「今回も歌がほしい」と発案した。
 「世界の人々 手をつないで 地球の環境をかんがえよう」で始まる曲は約三分。西区でピアノ指導や編曲に当たる村山由美子さん(49)が、覚えやすくさわやかな旋律に仕上げ、中央区のボサノバ歌手長山智恵子さんが澄んだ歌声を響かせる。
 さらに、自然と共生するアイヌ民族の精神を発信しようと「ToyToy」の名で活動をする白石区の小川基さん(36)のムックリ(口琴)と弦楽器トンコリの演奏を取り入れた。
 初回は自主制作CDを千枚作成した。
 追加版ではアイヌ語の曲も追加収録する計画だ。
 伊藤さんは「素晴らしい仕上がりになった。外国の人に聞いてもらいたい」と話す。メンバーの橋渡し役で、豊平区の自宅兼スタジオで収録した関井久夫さん(62)は「アイヌ民族の中にはサミット反対の考えもあるが、独自の自然観を伝えることも大事」と強調する。
 一枚二千円。問い合わせは記念ソング制作委員会(電)666・5225へ。(星野真)

(北海道新聞より引用)

2008年4月8日火曜日

きょうからドームで楽天3連戦 スレッジ上昇気流 5番降格後は6戦で3割5分

日本ハムの選手は7日、今季初遠征を終えて北海道に戻った。仙台、福岡、大阪、神戸での計8試合では、スレッジの調子が上向いてきたことが収穫の一つ。遠征前の打率1割5分を2割3分9厘まで押し上げた。梨田監督も「だいぶ良い感じで(バットを)振れてきている」と好感触を口にする。8日からは札幌ドームで楽天との3連戦。助っ人の本領発揮に期待が高まる。  スレッジは遠征初戦となった3月29日の楽天戦で、来日初本塁打をマークし、今月5日のオリックス戦でも2号ソロを放った。いずれも勝利に結びつかず、“空砲”に終わったのは惜しまれるが、一発を秘めた打力を他チームにアピールした。  遠征前に打率が一時、1割を割った。主砲セギノールの後を受け、米大リーグのパドレスから移籍した元大リーガーも、変化球を多投する日本の投手の攻略に苦しんだ。なかなか調子が上がらないため、試合後に居残り、打撃マシンで打ち込んだ日もあった。  梨田監督は打線のつながりを重視し、開幕から8試合は4番だった打順を、遠征2カード目の今月1日のソフトバンク戦から5番に変更した。いわば「降格」だが、スレッジは「与えられたところでチームに貢献するだけ」と打順に執着しない姿勢を強調した。  これで肩の力が抜けたのか、日本の野球に慣れてきたためなのか、降格初日に早速、2安打を放って打率が2割を超した。  「4番」時代の8試合は打率1割5分4厘と振るわなかったが、「5番」としての6試合は3割5分の高打率。  中でも遠征を締めくくった今月6日のオリックス戦では六回、高橋に続く連打で勝利に貢献した。スレッジが再三、口にしてきた「調子は上がってきている」「状態は良い」「日本の投手に慣れてきた」との言葉も徐々に説得力が増してきた。


(北海道新聞より引用)