2008年4月18日金曜日

サミットソング完成 アイヌ民族楽器にのせ 札幌の有志6人(04/16 14:41)

七月の北海道洞爺湖サミットにちなんだ歌「サミット記念ソング」を、札幌市内の音楽家プロアマ六人が共同制作した。日本語と英語の歌を収録。アイヌ民族の伝統楽器の音色が曲の前後と間奏で響く趣向で、広く北海道の文化をアピールしていく考えだ。
 作詞は西区のタクシー運転手水島滋さん(60)=ペンネーム末広たけし=、作曲は西区の会社員伊藤公男さん(56)=同伊藤公佑=のコンビ。二〇〇〇年の沖縄サミットでは、音楽プロデューサー小室哲哉さんの作詞作曲で安室奈美恵さんがイメージソングを歌ったことから、「今回も歌がほしい」と発案した。
 「世界の人々 手をつないで 地球の環境をかんがえよう」で始まる曲は約三分。西区でピアノ指導や編曲に当たる村山由美子さん(49)が、覚えやすくさわやかな旋律に仕上げ、中央区のボサノバ歌手長山智恵子さんが澄んだ歌声を響かせる。
 さらに、自然と共生するアイヌ民族の精神を発信しようと「ToyToy」の名で活動をする白石区の小川基さん(36)のムックリ(口琴)と弦楽器トンコリの演奏を取り入れた。
 初回は自主制作CDを千枚作成した。
 追加版ではアイヌ語の曲も追加収録する計画だ。
 伊藤さんは「素晴らしい仕上がりになった。外国の人に聞いてもらいたい」と話す。メンバーの橋渡し役で、豊平区の自宅兼スタジオで収録した関井久夫さん(62)は「アイヌ民族の中にはサミット反対の考えもあるが、独自の自然観を伝えることも大事」と強調する。
 一枚二千円。問い合わせは記念ソング制作委員会(電)666・5225へ。(星野真)

(北海道新聞より引用)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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