2007年12月16日日曜日

函館のマルエ星 海産商の賄い食再現 「いかじゃが」「豚汁」発売

明治、大正期に函館で栄えた海産商の賄い食を再現した真空パックの総菜「いかじゃが男爵」「豚汁男爵」の二品を函館市内の食品会社、マルエ星(星正夫社長)が発売した。
 星社長(58)の妻正子さん(56)は、明治初期に函館で海産商を興した当摩彦太郎から数えて四代目の子孫。「当時は豚肉などはまだぜいたく品だった」といい、商家の妻として賄い食を担当していた母親の味の記憶を頼りにレシピを作った。
 「いかじゃが」(四百三十グラム入り)は函館産スルメイカを、「豚汁」(六百九十グラム入り)は胆振管内白老産豚肉を使っており、いずれも焼き色が付いた道産ジャガイモが丸ごと四個入っている。価格はともに千二百六十円。札幌、函館市内のデパート、土産物店で販売している。問い合わせは同社(電)0138・22・3414へ。

(北海道新聞より引用)

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