2008年3月11日火曜日

道州制なら札幌まで新幹線延びる 麻生前幹事長 月刊誌に論文

自民党の麻生太郎前幹事長は十日発売の月刊誌「Voice」四月号に論文を発表し、道州制が実現すれば、北海道新幹線の札幌延伸など整備新幹線の建設が進展するとの持論を展開している。
 論文では、地方の繁栄のため、権限や財源を地方に移す道州制に移行すべきだとの考えを強調。新幹線の札幌延伸について「道州制で知事に大きな権限が与えられれば必ず実現する。国任せでは、いつ完成するか分からない」と指摘した。
 道州の財源確保策としては、法人税を移譲し、道州が企業誘致に取り組む意欲を刺激したり、現在、消費税率5%のうちの1%分が自治体に配分されている地方消費税の配分引き上げを提案している。
 整備新幹線をめぐっては、未着工区間の建設に必要な約二兆円の財源確保が課題で、札幌延伸のめどは立っていない。

(北海道新聞より引用)

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